発散部屋371







終活という言葉を聞きだして長い

後期高齢者にでも突入すればぼつぼつ意識する

必要はあるだろうね 

大した持病が今ないのであれば




その一つの相続

これについては以前にも書いているけど再度




親がまだ健在で別の家で生活している場合

貰うという算段より手出しという意識も

必要になってきた

ま 我々の年代はこういうケースはもう少ないんだけど

ほとんどが親が死に家土地を相続しているから




築年数 立地条件 この2つを意識しておく

必要がある




相続すれば住むことがなくても固定資産税は

支払い続ける必要がある

売却するまで





地方であっても少々古くても少しくらいは

価値はあるだろう  普通はそう思う

資産価値を調べておくべき 早い段階で

今笑えない話が起きている





不動産屋さんから

「この家 土地はは売れません お金を支払って頂ければ

引き取ります」




これ読んで唖然とした

今後はこういう事もゆっくり増えていくんだろうね

ただでもいいから貰ってくれ

これ現実に今既にある

ここより田舎 ただで家を貰った人がいる

最近 聞いた話





我々が自分の家をゆくゆく子供に相続させる場合も

少しこの辺は意識しておく必要がある




中古物件を購入していたりご主人の親の家を

相続して住んでいて築年数が経っている場合






2024年に相続登記が義務化されたから嫌でも

名義変更しないと いけなくなった

見て見ぬふりは させないぞ と

子供さんの誰かが相続する義務がある






日本中でかなりあると思う

子供さんが他県に住んで自分の家でも

持っていたら まず田舎に戻って住むことはない





壊すのもかなりいる上に固定資産税は6倍

壊れかけても壊したくないよ

維持費 これ大きな問題

中央ならまだ売れる物件は多い

地価そのものが高いし





マンションは今売れている

あちらは高い 1億 3億 5億

買う人はいる 富裕層は中央に住んでいるから







地方はそうではない

買おうとする人が圧倒的に少ない

預貯金がほぼ無くて家 土地だけがある

これが一番厳しいだろうと思う





2024年 

家庭裁判所に持ち込まれた「遺産分割争い」の件数

何と1万5379件  過去最高





みんなお金以外はいらない

ましてや手出しともなればね

兄弟でお金以外はいらないと争うんだそう

家を売却できないから分割も出来ない

売れる家なら良いんだけど







これからは田舎の
実家は「資産」ではなく「負の財産」




これを意識しておかないと子供が困ることになる

これは今後確実に起きる問題

人口減少と都市部への集中でこれが起きた





親は子供の為にもなるからと一生懸命働き

住宅ローンを払ってきた

財産だと思っていたからね

それが この様だよ 理不尽だと思う

空き屋だらけになるから いずれ







誰も子供を苦しめたくはないよ

これが本音

でも先立つものがないと 今後はそうもいかなくなる

これで今悩んでいるんだ 親はね

売れないから なかなか 地方は





病院に入った もしくは施設に入所した

亡くなったら嫌でも空き屋になる





資産家は既に手を諸々打っているから

まず もめないという

もめるのは圧倒的に一般家庭






この問題は年代が違ったら又別の話になる

若い人達の場合 この今も住宅を買おうと

している





住宅ローン 控除5年間延長が決まったしね

これは来年から新規の人が購入する時の政策

既に購入して支払っている既存のメンバー向けではない





勘違いする人もいるかも しれないから

今までは多分10年が最長だったと思う

その政策が打ち切りでなく再度5年だけど

延長するよ ということ





ただ今少しずつ金利はアップしているからね

この変動は日銀の短期金利次第

昨年7月に0,25パーセント追加利上げ

今年1月に0,5パーセントに追加利上げした





来年からも上がる可能性は大

だから住宅ローンの基準金利も上がる

でも上客様ならこの金利も優遇してくれる

他銀行に替わらせない為に






でも幸か不幸かまだこの今 変動金利は安い

若い人たちは変動で組む人のほうが圧倒的に多い





でも金利が本格的にアップしたら余分な資金は

必要にはなる その時 対処できるくらいの資金

多分この辺は そう意識はしないだろうね

若い人達は 






でもリスク対策はしておくに越したことはない

今又盛んに「フラット35」を推奨しているけど

大丈夫かなと思って見ている

これ2003年に始まったローン

全期 固定金利






これについても以前書いている

確かに長生きはするんだけど

問題は完済まで仕事があるかどうか





夢を砕くようで申し訳ないけど

高い高い買い物で長い長い支払いだから





固定金利も勿論アップする

こちらは長期金利(10年国債利回り)の影響を

受ける





これだけでなく市場や物価上昇や世界経済や

諸々のことが重なってくる




10年後や20年後の先の事まではわからない

一つ言えることは無理のない返済計画を

立てておかないとバンザイする可能性もある





購入しようとする人達は若手の3割組か

情報を追わない人達だろう

日本人は持ち家に拘る人種だから

全世帯の持ち家率は60パーセントを越える

60歳以上は80パーセント





シニアになっても貸してさえくれるのなら

持ち家に拘らなくても良いんだけど

貸してもらえない可能性のほうが高いから

無理をしてでも持ち家を そうなりやすい





施設やグループホームがもう少し

安ければね 

行政のほうで何とかならないものか






この国の経済が今後 安泰になるとも思えない

後ろ向きな思考ではあるけど

能天気に生きられる時世ではない




おまけに2040年には一人世帯は

40パーセント以上になる



今後一人で倒れて絶命し第三者に発見される

これが現実に起きる可能性もある

近くに身内や子供がいなければ






事前に「委任契約」をしておけば無縁仏には

ならない





それがわかる書類や連絡先をわかるように

しておけばその契約先が弔ってくれる

死後契約をしておけば

ある意味安心して死ねる

親族に頼らなくても良いから





今までは順送りで子供が親を弔ってきたけど

時世は変わりつつある

親を見送らない子供もいるらしい

余裕がなくて





子供との関係性が良好であれば日々

メールかラインを決まった時間に送る

この辺は必要になる 遠くにいる場合はね

カメラの見守りでも良いと思う





2050年以降は50歳以上の高齢者が

60パーセントになるのに

若者が増える要素がないからね


やっぱり長生きは しないほうが楽かもしれない



2025年 12月 14日








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