発散部屋136 |
ひき続きだけど これもノンフィクション
この話は涙を誘った
少し認知について 補足しておくね
認知症の母親86歳を息子さんが
結果的に死なせてしまった
この方はアルツハイマー型認知症
女性はこの型が多い
本当は結構早くから始まっている
気づくまでには時間がかかるけど
病院に行き一度調べておくのは必要
何型かによって対処の仕方が違うから
認知症だとわかれば良いという
ものでもない
本人に他に重い疾患でもなければ意外と
長期戦になることが多いから
実は高齢者は鬱病からも認知症になる
これは恐ろしいほどかなり確率が高い
日々の生き様 生活環境でなる人と
ならない人とに別れる
年を重ねても有意義に人生を
エンジョイしている人はいくらでも
いるからね
鬱も認知症も名称は違うけど症状は
重複する部分も多い
初期段階
最初は物忘れ あたりから始まる
酷くなると
吐き気 めまい 倦怠感 脱毛
睡眠障害 摂食障害 感情障害
思考低下
時間の経過とともに病状は進み
いずれ正常な生活が出来なくなる
人は見かけだけでは判断は出来ない
潜在意識の部分が出始めると起きるよ
以前にも書いているんだけど
潜在意識 無意識とも言う
実は顕在意識の2万倍も力がある意識
侮れないんだ 潜在意識は
ほとんどの情報はここに
貯められるんだから
毎日毎日同じことを繰り返していると
貯めこまれている情報で勝手に
行動を起こせる
無意識に行動を起こせるのは
ここのお陰
慣れてくると他人の潜在意識も
読めるようになるんだけど
行動に現れるから
大事なのが「言葉」
潜在意識に影響を多大に与えるから
なめてかかると後悔する
無理をして繕って生きてる人は
なりやすいと思ってるけど
自分は所詮こんなものだと認めて
やれば良いんだけどね
出来が悪かろうが良かろうが
自分は自分で個性なんだし
メンタルな部分はヤバイんだ
色々な病気と連動しているから
増えてるんだよ 物凄く
生きがいや楽しみはいるよ
別の病気からも引き起こすんだけど
綺麗好きだった人が部屋を
かたずけられなくて
ゴミが散乱していても平気なら
既に始まっていると考えても
いいかもしれない
ものぐさになりお風呂も嫌がったりする
人格が変わるからね
虚無感が常にある状態
何かをしようとする意欲もわかない
ぼ〜っとしてしまうことがゆっくり多くなる
会話して相手の表情や感情は
読み取れる
意外と敏感に感じ取るからね
初期なら
でもいずれ本人も何でこうなるのか
何で相手が面倒くさそうに
してるのかがわからず混乱する
何度も何度も同じ事を聞いていること
自体を忘れてしまうからね
本人にしたら このことを聞いて
何で不機嫌になるの? だろうと思う
常に1回目だよ 本人は
自分に対して冷たいと感じやすくなり
感情をコントロールできにくくなるから
自我が出やすい
いらついて怒りっぽくなるのは
こういう意味
感情をどこに持っていっていいのか
わからないから相手に当たるんだろう
昔ね施設から無理だと家に帰された
おばあさんがいた
お嫁さんが看ることになった
前頁でも書いたけど
なる前はおとなしい温和なおばあさん
義母とは一緒に住まわれていたからね
大変やね 管理人
もう仏様やと思って看ている お嫁さん
管理人よりは年上
凄い境涯だと思ったね
長い間大変な思いをして看ておられた
家の事もきちんとし仕事もこなし
介護だから大変な筈だけど
彼女は愚痴をこぼさなかった
賢い人だと思ったね
なる人間だってなりたくてなっている
訳でもない
それが理屈ではわかっていても
日々の事だからいつも優しい態度は
とりにくい
忍耐がいる かなりのね 看る側が
早期に気がついて専門医にかかれば
ある程度遅らすことや緩和ができる
治ることはないけど
周りに知らせておくのも必要になる
いずれ わかることだから
そうしておけば色々な人が
気にしてくれるだろう
もし徘徊でも始まったら
後をつけて行って何処に行きたいのか
聞いてあげたら目的が
わかるかもしれない
わかればこちらがそこに
一緒に行ってあげ
気持ちを落ち着かすことができる
初期期間は大体だけど2〜6年
中期2〜3年と言われ徘徊はこの時期
お出かけはする
でも元の場所に戻れなくなる
帰る家もわからなくなる
脳が委縮するからどんどん
症状が進む
相手すらも出かけた理由すらも
忘れてしまう
かなりの恐怖で不安定になるのは
当たり前だと思うね
健常者も物忘れはあるけど
加齢からね
でも時間をかけたら思い出せる
完璧でなくても
この病気は本当に食べたことですら
すっぽり忘れるから
食べてない 食べてない が起きる
人によったら物がない ないと騒ぐ
失禁が始まるのも中期
きつくなる 年を追うごとに
1人では無理だと思ってる
共倒れになりやすい
言ってきかせてもわからない
本人のせいではない
病気のせいだと
わかっていても我慢しづらい
今空きがなく施設にいれるつもりなら
空いたらお願いしますと
事前に打診をしておく必要は
あると思うよ
初期から入れてあげる方が
双方が楽だろうけどね
余裕があるのなら入れてあげよう
後期にでもなると誰かも相手との
関係性もほぼわからなくなる
話もかみ合わなくなる
機能全般が衰えやがて
寝たきりになる
誤嚥性肺炎を気にしないと
いけない時期で
覚悟をする時期に入る
この息子さんはこうなるまでに
時間を要しているよ
徘徊癖があり 半年間で警察のお世話に
なった回数14回 これは厳しいと思う
尋常ではない回数
この親子は引っ越しをされたとある
母親が元の家に帰りたいと何度も何度も
外に出たという事
これ本当に起きやすい事だから
お財布事情やここの方が
今後便利だとか
こちらの事情は相手にはわからない
悪化させる事が多い
簡単に居場所は変えてはいけない
施設は別 意外と周りがいて
慣れているスタッフがいるから
結構 安定することが多い
古い記憶は保っても新しい記憶は
ほぼ忘れる
彼女は新しい家を自分の家と
認められなかった
不安で不安で仕方がなかったんだろうと
思う
周りに自分の見覚えのあるもの
がないのと
1人きりの時間があったから
常に色々と話す相手がいて言葉を
発する機会が多いほど
なりにくいんでは
ないかなとは思ってる
刺激がいるんだ
同じ人間とでは刺激がないから
何かをしようとする目的もあったほうが
良いだろうね
徘徊には必ず目的がある
元住んでいた家に帰りたかった
それだけ
息子さんもおちおち仕事も
していられない
施設に入れようとはしたらしいけど
なかなかいう事を聞かず
足腰が丈夫だから
スタッフが無理だと読んだんだろう
入所出来なかった
これが明暗を分けた
もし入所出来ていたら又違う結果
だったかもしれない
もし他にも看てくれる家族でも
いれば起きなかったかもしれない
結果論だけど
息子さんが全てを一人で
背負っていて起きた
悲しい出来事だけどね
まだ見送っていないご両親がいて
認知症になっていれば
他人事ではない問題だと思う
認知症患者がもし今いて
看ているのならこの辺の事も
考慮しておく必要がある
わかると思うけど意外と
長生きするからね
こちらが想像しているよりも
自宅介護なら長くなるとこっちは
看てあげているになる
自由になる時間も減るし
ストレスが溜まる
いつまで?これが読めない辛さは
大きいよ
息抜きだってしたいからね
友人達とも遊びたいからね
家で看ている人が社会との接点が
ない場合は厳しいと思ってる
看て貰う人より看ている方が
追い込まれる
適度に切り替えが出来ないと
看ている方も鬱になりやすくなる
気をつけなくてはいけない
デイサービスやヘルパーさんも頼ろう
地域包括センターにも相談しよう
1人で抱え込むのが一番いけない
公的介護保険を早い段階から
利用しても良い
プロは確かな最良の知識があるからね
相談したら良いと思う
これでわがまま三昧なら
いい加減にしてほしい
もし別の心配でも起きてきたら泣けてくる
見送った人ならわかるだろうけど
看るというカルマを背負っている人が
看るようになる これも必然
自宅で看るか丸投げ出来るかの
違いがあるだけ
息子さんが外出しようとする母親を
暴行するに至った
人間だからね イラっとすることもあるよ
頻繁過ぎてるから
結果それが元で急性心筋梗塞で
母親はお亡くなりになったんだけど
息子さんが仕事に行こうとする時間と
重なったとあった
不運だし間が悪すぎる
この2人の親子関係は勿論
偶然ではない
今世に来る時 人生の大まかなパターンは
2人とも勿論承知の上で
再生してきているんだから
お互いがそのカルマを背負っている
という事
カルマを背負ってない人は今世にはいない
この辺の事もわからずこの今も
心を痛めている方達もかなり
おられる事だろう
みんな色々な悩みを背負って
生きているからね
縁して悟ってもらおうと話は
するんだけどね
聞く人は聞く
聞かない人は聞かない
そういう人もいるんだよ
この方は今世では無理な人なんだ
と悟る
もうそういう方達とは縁はして
いないけどね 残念な事
外出を止めることは不可能だよ
その衝動を止められないのが認知症
こういう事余り知られていないけど
日本中で起きている事
今後もあるだろう
世情が生き様が人生を思いもかけない
方向性に導く
息子さんは送検されて
後悔されているだろう
こんな筈では だろうね 辛いと思うね
頑張っていただろうと思う ギリギリまで
殺人は特別な凶悪な人間が犯すもの
そう思っているだろう
そうでもない場合もある
この息子さんは親思いの優しい人だと
近所の人が語っている
長くなると優しいばかりで
いられなくなるのが人間
他人と違って親は捨てられないから
でもご高齢でもならない人は
ならないからね
そういうご老人は近くに必ず長い間
おつきあいしてきた友人がいる
お互いの家を行ったり来たりして
お茶して手作りのものがあれば持参し
コミュニケーションをとっている
ただそれだけの事なんだけどね
これ大きいんだよ
80歳代であろうが90歳代であろうが
常に一緒にいる家族では刺激がない
友人知人 他人様が必要なんだ
少しくらいは気を使える相手
こういう認知にならない人達をいっぱい
見てきてるからね
勿論違う人が入ってくるのも刺激になる
昼間 場所を変え環境を変え他人様と
交流を持ち夜には家にいる
仕事場でも趣味の会でも何でも
良いと思う
これが出来ていたらなりにくい
人はいくつになっても誰かに
求められている
認められている 役に立っている
この感覚を失くすと危うい
自尊心を満たすことが出来ないから
自尊心を常に満たすことが
出来ていたらなりにくいんだよ
これは本当
だから仕事や友人の存在は大きい
お茶しよう どこかに行こうよ
この呼びかけがあるだけでも
違うしお出かけ出来るのは
刺激になるから
年を重ねたら だけど
若い時は考えないだろうけどいずれ
認知症にも関係してくるから
大事なんだ
特にご主人を見送った方達
その方達はご主人を見送ってからは
悠々自適になる^^
ある意味お金の心配もなくなるし
気安気になれ第二の人生を
エンジョイし始める
仕事をリタイアしてるシニア層だけどね
保険金と年金と預貯金これら
3つが揃うと余裕だから
飯 と言われることもないし
ストレスもなくなるから病気もしにくい
これ逆に奥さんの方が先に逝くと
そうならないことの方が多い
インドア派で友人がいなければ
籠るし人と会わないから
認知になりやすい
人はいくつになっても生きがいは必要
若いうちから 辛い事が起きても
これさえあれば自分を落ち着かすことが
出来るというものを探しておこう
特に男性は
女性は男性とは違うからね
女性は現実に生きてるから
ある程度の健康と余裕のお金があり
友人でもいれば本当に元気になる^^
寂しいと思うのは一時
女性が一人になって長生きする人が
多いのは本当だから
ここからが普段交流している
友人たちが必要になってくる
お互いがご主人を見送っている
環境ならベスト
お客様にもおられるけど優雅だよ
結構上の年代の方達だけど
彼女たちには認知の気配すらない
たまには娘さんや息子さんに
行きたいところに
連れて行ってもらい小遣いを^^
これ お小遣いをあげるのも本人は
楽しみなんだよ
相手も喜ぶし気兼ねがない
相手だからね
楽しみの多い人はならないよ
これ当たり前の事なんだけど
大事なんだ
会話のキャッチボールができるから
認知症になりにくい
会話も思考するんだから
一緒に笑うし
刺激もそれなりにある
それとお茶するならコーヒーが良いよ
香りがリラックス効果を引き出し
ストレスを緩和させる
日本茶よりもお勧め
インスタントでなくコーヒーを淹れる
部屋全体に広がる香りは癒し効果が
あると書いてあった
昔は気つけ薬の位置づけと
あったんだけどね
頭を使ってる人もなりにくい
人は意識しなくても出来ることは
かなりある 脳が記憶していることは
これだけでは ダメなんだ
歳をとるとね
少しくらいは頭を使い気を使う事が必要
日常の中で家以外にいる行動が必須
目的があり移動する 人とお会いする
脳が活性化する
一緒にいて楽しい人だよ 勿論
意識して人と会うようにはしとこう
会いたいと思う時に良いよと
言ってくれる友人は必要
数人くらいは持っておこう
認知症になりやすい人は
家族以外の人とあまり会わない
同じパタ〜ンを繰り返してる
せいぜい買い物か病院くらいだろうね
これ意外とヤバイんだよ
自分が楽しめるところに行くという
行動が別に必要になる
自分の為だけの買い物に
お出かけするとかね
自分が喜べる行動なら何でも
良いと思うよ
それと常に不安材料を抱えていても
ヤバイ無くしておこう
定期的に友人たちと旅行している
熟年たちは認知とは無縁だから
本人たちはそんなこと考えてもいない
次に何処に行こうか
幸せな思考に満たされている
生き様なんだよね ここらも
ご老人のテリトリーは狭いからね
普段からテリトリーは広げておこう
家に籠るとなりやすいのは本当だから
なる人は60歳代でもなるよ
知人の知人がなったと
お聞きしたけど厳しいね
一つの認知症というアクシデントが
全てを変えてしまう
これは人生の一大事だよ
要因
貧困 生きがいのなさ
社会との繋がりのなさ
何でも話し合える友人がいない
更に
外面的な感情(羨望 貪欲 怒り)
潜在意識
一番大事な自分を見ずに
他人様ばかり観て
一喜一憂していたら病みやすいよ
この辺を悟って生きていかないと
誰にでも起こりうること
メンタルな病気は根が深いんだから
残念ながら2025年の認知症患者は
700万人を超えると推計発表
年々 更新してる
恐ろしいほどのスピードで
MCI患者を含めると1300万人
65歳以上の3人に1人が患者と予備軍
専門医にかかっている人数だけだからね
隠れMCIを含めると更に増えるとも
この数字はTV当たりとは違うかも
しれない
管理人はTVはあまり信用していない
嘘が多いからね
確かな情報のほうが為になる
数字を書いた頁をアップしたのは
1日だけど調べたのは11月だよ
アップまでに数日はかけるからね
その時の数字はMCI含めて
862万人だった
この増え方は何なんだ
これどうなるよ
調べるのが恐ろしくなった
ちょっとMCIについて触れておくから
この段階では基本的には日常生活に
ほぼ支障がない
だから逆に気がつきにくい
でも傍にいる人間がなんか
おかしいと病院に
連れていき調べることが出来たら
ラッキー
薬物療法(抗認知症薬)と
指定された運動程度
ただ続けないと認知機能は
早々と落ちる
良くなってきたと自己判断して
投薬と運動を止めると機能が衰え
元には残念ながら戻せない
進行させないのが大事
この病気も一生 病院とお友達する
ことになる
なってしまったら
どうにもならないんだから
大事な事だよ
治ることはないけど 進まないように
現状維持かそれに近い状態を
キープするという事
血圧の薬と一緒
MCIとわかっていてそのまま
放置すると3〜4年で半数がりっぱな
認知症になる
この時期に見つけることが大事
病院に本人が嫌だと連れて
いけないことも
多々あると思う
ならゲーム感覚でネットの
認知症テストに
何とか誘導してみよう
ここらも定期的にしていたら
判断材料にはなるから
★ 記憶力
★ 言語能力
★ 判断力
★ 計算力
★ 遂行力
この5つの総合得点でわかる
高得点なら安心できるよ
登録したら同年代の得点とも
比べられる
本当に今後は今まで以上に
色々な事を真剣に考えておかないと
いけない時世
刺激のある楽しい生活を心がけよう
徘徊が起きている人は善悪が
わかりにくい場合もある
物を傷つけたり壊したりとか
信号を赤で渡ってドライバーに
損害を与えたりとか
ここらもあるかもしれない
そういうことがもし起きたら家族に
弁済義務があるのか悩む事もあると思う
調べたら保険があった
介護保険では保証されないリスクを
カバーできる
「リボン認知症保険」
月々1700円だった
もうそういう時代になったのか
とも思ったけど
参考までに
「人間の心の調和は霊的な自我が
目覚めているかどうかに
かかっている」
もし辛いのなら本気で信じたら
良いと思うね
信じても失うものなんてないと
言われているんだから
2017年 12月 5日 次ページへ