発散部屋270

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「静かなる有事」の続き

内容は以前書いた30年後のこの国を

少し細かく掘り下げている





かなり厳しいと感じるかもしれない

書いていることは少なからず有識者達が

本気で以前から憂いていた事

受け止めようと思っている






もうこの国が危ない方向に突き進んでいることは

既に悟れているだろう

この国は今や依存大国 

貧しい国 安い国 日本になりつつある





一言書いておきたい

誰がこんな国にしたんだ

国民も必死に頑張っている





年をとったら人並みに休みたいのも

当たり前

それでもお金が無ければ必死に仕事を

しないと食べていけない





政治は国民を豊かにするために

あるんじゃ ないの





この国が豊かでハイレベルで全てにおいて

常識があり品格もある

これは幻想になる

今のままなら間違いなく





良すぎたんだよ この国

当たり前はいつまでも 当たり前ではない

後10年もすれば今の景色は

様変わりすると言われている






でももうこの国は大ナタを振るう事はしない

子供たち 孫たちが困るのが

わかっていても





こんな事 知りたくない 考えたくもない

それが本音だよね  

でも敢えて書いておこうと思う

手を打てない時に悟るのはもっと辛いから





ここら辺の書籍をマメに読む人たちは 

既にわかっている事





気にしている社会インフラの老朽化

ほとんどが高度成長期の1960年代あたりに

整備された

60年が過ぎようとしている




ボロボロになっているのに災害は年々激化

欲の塊の人間たちがしてきたつけ

これから嫌ほどつけを払わされるんだろう





残念ながら未来は暗いけどね

わかった上で生きていくしかないから






今後 整備 更新費用が半端なくのしかかる

最近書いた水問題





2年後には更新費が20〜40パーセントアップ

4兆円あたり

更に10年後には5兆円を超える

それにかかる整備 更新代を我々が払う





その頃には経済的弱者は今より

確実に増えている

弱り目に祟り目

これ意外とそうなるから





確かに弱者も増えているんだけど

実は金融資産はこの30年で1000兆円から

1946兆円にはなっている





勤勉な余裕のある人たちが将来の為に

せっせと貯めてきた

あるところには あるからね

こちら側にいる人たちは良いんだよ





これらは水を例にとっているけど他も

例外ではない

余分にお金はいる
 全てにおいて






今後の日本 



「配偶者との死別 離婚

若いころから独身のまま年をとる

一人暮らしが主流になり家族消滅の危機」






これは恐ろしい事


人は家族の支えがあって何とか生活できる

サザエさんのような家庭は望めないけど

独居が当たり前になるんだから





老人施設も足りない 介護要員も足りない

介護が必要になっても家で介護してくれる

人がいない
   これが起きる

社会は 「高負担 低福祉」になる





仮に夫婦が一緒にいても双方がご老人どうし

老々介護が当たり前になる


これに運悪く自分達の親がまだ生きていたら

そっちの介護も必要になる





本来なら介護される立場にある人たちが

もっと重度の人を介護する

80歳代が80歳代の人の介護をする

構図は今後起きる事

これは避けられない






想像したくない未来

更に運が悪ければ認々介護が起きる

でも認知症に関しては今 薬が

出来上がりそうな気配はあるから

期待したい






いつまで生きているんだよ と

思われないような生き方をしたいよね






今でさえお上は在宅医療 在宅介護を推奨して

いるからね


家人の負担は今後ますます重くのしかかる

今でさえここらの財源を落としまくりなんだから

先でフォローがかかることは まずない







少しくらいのお金を持って元気でいないと

ちょっと地獄を見る


精神的に追い詰められる






自分で体力を作り込み健康寿命を

意識して伸ばす生活を心がける

これは特に必要だろうね






介護だけでなくそのころには当然

働き手不足が起きている






予測では2030年には5683万人

2060年には3795万人しか働き手がいない

だから増税も半端ない

社会全体が機能不全になるだろうと

言われているのに






恐ろしい未来


これも人口減少の怖さ


若者の少ない世界は暗い

活気もない イノベーションも起きない






著者が力説している大きなリスク

2042年問題





団塊ジュニア世代 1971〜1974年生まれ

この年代が高齢者になっている




ここで高齢者になった人たちを支える勤労者が

大きく減っている上に

今の高齢者よりはるかに

貧しくなっている







正社員が少ない上 派遣等では低賃金だから

年金自体がそもそも少ない

下手をすれば無年金の人もいるだろう

そういう立場なら預貯金も持っていない






この今は まだ十分恩恵を受けられる

この頃には我々はここには いない







子供たちに残すのは お金

生活できるだけの





苦しくても子供達には預貯金は必ず

残しておいて あげよう

無理をしてでも

かなり過酷な未来だから







出来る限り働いて預貯金に手をつけず

年金と労働賃金で暮らす意識がここで

必要になってくる






これがいずれ起きる現実

お上も分かっていて手を打たないんだから

どうしようもないよ





東京にでもいれば もっと悲惨なことになる





今でさえ1380万人 700万世帯がひしめいている

このマンモス世帯が年老いたら どうなる だよ

いずれ介護 医療が立ち行かなくなる

と言われている






大都市はそもそも老人に優しい都市ではない

生え抜きの企業戦士を寄せ集め

経済発展の為に存在する都市






近隣都市も同じことが起きる

一極集中のつけが今後回るから

それは そう遠くない






タワマンもいずれスラム化で隣は気がつけば

知らない外国人なんてことが起きる

そのころは空き家は増えているから

治安はそう機能していないだろう






地方は過疎の恐れはあるけど

なにせ若者が少ないからこれ以上

恐ろしく老人が増え続けることはない

今いる老人は いずれお亡くなりになるから






でも自治体の大半が高齢者では行政サービスを

安定的に提供してもらえるというのは危うい

納税も減るどころか年金暮らしの人ばかりなら

これは維持できないと思っている





そうなればインフラはその地区の人たちで

まかうようになるだろう

でも これも現実的ではない





そこで住めないから家を捨て子供がいる

大都市に行こうとする

そうなると介護難民になる






そこそこの規模があれば何とか

機能する地区もあるだろうけど

減っているだろうね

これも住んでいる地区で明暗を分けることになる





そのころには生活が

成り立つだろうかの不安もある






もし こういうご老人達を保護で対応しようと

すれば20兆円近い費用が必要と

既に試算が立っているんだ







これお上が出すと思うかい

その頃 今より少ない若者が

支えられると思うかい

その頃には既に先進国では ないよ

貧困国だろうね





識者達が2030年には先進国からは

脱落すると言っているから





2020年からマイナス成長が常態化

債務残高GDP比 約500パーセント

皆保険制度 年金制度の維持は困難と

予測しているからね






30年後は一人の若者が一人のご老人を

支える構図になる

老人に忖度してくれたのは今まで

その頃は貧乏な老人は切り捨てにかかる

でないと国が持たない







現役の人の税金や年金の賦課方式については

以前にかなり詳しく書いているから省くね

あれが読めていたら若者たちが

どれだけ辛い状況に追い込まれるか わかる





もうすぐ死ぬ老人を生かすために

若者が税金を9割も修めるなんてことは

あり得ないから







この国の深刻さを少し 分かってくれて

それなりに手を打てて いればいいんだよ

大事な子供たちの為でも あるから





情報を全く追わない人達は こんな未来は多分 

想像出来ていない  出来ないよね

勿論お上もこんなことは言わないからね

都合の悪い事は隠す






運よく本物の情報に縁しこれは大変だと素直に捉え

そのころから手を打てていた人達の子供達は

そこそこ生きるのには困らないかも しれない







管理人には子供はいないけど

自分の為にメリハリも欲しいし

今後も出来るところまでは現役にこだわる

お客様が来てくれる間は だけど






先が読めたから仕事を止めるという

選択肢は早くから ない

体力のいらない仕事だし

ゆとりと生きがいは必要だと思っているから






人は本当は年をとるほど楽しみがいるんだ  

ここらも自分で見つける

なるべくお金をかけないで楽しめるもの

何でも良いと思うよ





それと何度も書く食糧事情

今後も世界の人口は爆発的に増える


例のものでお亡くなりになる方たちは多くても

この国は減っても他国はそうでは ない





今年 世界の総人口  78憶7500万人

昨年より8000万人 増加



日本の人口 1億2610万人

世界第11位




「2030年には85億人と想定


2050年には98億人と想定


この頃には世界的な食料争奪戦に

巻き込まれるのは避けられない」






そこまでいかないうちに困ることは

色々と起きるだろうと読んでいる






その上に難儀なのは水だよ  大事な水

この国 河川が多いから水を輸入しているとは

思わなかったんだけど

実は水も輸入大国だった






結構ヤバイ ポジションにいるのが わかった

あんまり自国で手を抜いて他国に依存ばかり

していたら将来がどうなるか

突き付けられる日は必ず来るよ





わかっていて見て見ぬふり

しているんだから

本当にこの国どうなっても良いと

思っているとしか 思えない





いずれ色々な場所で「無子高齢化」

起きる だからご老人が亡くなれば

その地区は消滅する





12年後 2033年には全国で2150万戸

全住宅の30パーセントが空き家になると

データーが出ている





2050年には更に増えている

スカスカになるんだ この国

不法占拠もあり 奪われやすくなる

そして奪う国の領土になる





自国なのに 自分たちの権利が

守られなくなるという事を

真剣に考えたら どうなるか

無法地帯に変化している





分かりやすく書けば生きること自体が

辛いと思う人たちが増えている





だから ここで先で起きるであろうことを

知っておいて欲しいと思っている

逃げても問題は無くならないんだから







残念な事だけど

お上は助けないと思うね

今でさえこの状態なんだから




もっと治安の良い処に移動するにも

資金がいるからね





30年後には 間違いなく これは起きていると

書かれている





出来ることなら自分で自分を最低限でも

守れるように しておかないと

本当に辛い生活になるんだ

今の比ではない




この辺がわかれば今はまだ超幸せだと

本気でわかると思う

富裕層は多分この国を捨てる






貧しくたってみんなが助け合い のどかに

生きられ あちらに逝けるのであれば 

問題はないんだよ

それは多分 許されない






子供たちが その頃はご老人だけど

どこに住んでいるかで明暗を

分けるよと書いたのはこういう意味






安全 安心を自分で考え行動する必要が

起きてくる





ところどころに結構この辺の事は

書いてきているんだけどね

普通は真剣にあまり捉えないだろうから

考えたくない未来だからね





いくら辛くても起きるであろうことは

知っておいた方が良いと管理人は

常に思っている

心構えが出来るし賢く生きないと

淘汰されるのが わかるから






早目に知り消化さす時間も欲しいし

出来ることはしておこうと本気で

思えるしね




なんだかんだ言ってもまだ これでも幸せなんだと

悟れたと思う  愚痴は止めよう

意味がない 運気を落とす必要もない

貧乏しても今はまだ平和なんだから






こんな厳しい先がわかっていて

それでも他人に尽くせるのか 出来ることを

頑張れる自分なのかを試されているんだと

思っている





それにしても情けない



2021年 7月 8日   次ページへ



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