発散部屋323








今や65歳以上の高齢者3人に一人が認知症か

その予備群 恐ろしい時代になった



発症は40代頃からの生活習慣が大きく

関わっている

認知症なんぞ気にもしない年代

体力もあり自由に好きなことも

身体に悪いことも平気で出来る年代





運動 睡眠 食事 ストレス アルコール 

完璧に生きられる人は少ない




以前にも書いたけど今や

隠れ認知症も含めると現在ゆうに1千万人を

越えていると言われる

1千万人だからね
 




統計的には自分が60歳になれば両親の

どちらかが既に認知症

80歳になったら自分か伴侶のどちらかが

認知症になっている可能性がかなり高いと

言われている





そうでないのなら 本当に運がいいと

言える状態らしい

恐ろしい時世に突入した





巷で認知症のご老人が徘徊する

想像しただけで恐ろしい





「認知機能とは記憶 言語 判断 計算 遂行など

生活に関わる脳の様々な働きを総称したもの」





=認識=わかる


=知識=知っている


=症状=苦手の波(症状)がある




誤解や曖昧が多くなる病気

昔のことは意外と記憶に残っているけど

最近の事や数年前あたりの記憶が

曖昧なことが多い





一緒にどこかに出かけたのに行っていない

知らない

本人は本当に行っていないと思っているから

忘れているとも思わない




記憶は全てでなくまだらに欠損する





なるべくなら一緒にお出かけした時は

写真を撮っておく  写メでもいい

病院に連れていく時期になれば

その写真は使える

写真は嘘はつかない





自分が忘れているだけで行っていたんだと

本人に悟らすことが出来る

この辺も傷つけないように言葉を

選ぶ必要はあるけどね

納得はしてくれるかも しれない





お互い年で物忘れも増えてきたから

一緒に「物忘れ外来」でもちょっと行ってみる

と誘導するとか





本人は勿論周りに迷惑をかけたい訳ではないし

むしろ迷惑をかけては いけないと思っているよ

でも忘れてしまうから何度も聞く

ケアする側は何度もあると いずれ爆発する





これが日々続く訳だから看る側もメンタルが

壊れやすくなる





看る側と看られる側の世界が違いすぎるから

更に先の読めない不安も大きい





常に家の中でその空間を共有する

これ大変だからね

動ける間は お風呂もトイレも共有

そそうも増えてくるだろうから

双方が辛くなる





看られる側

最初は申し訳ないと思っている


でもいずれ



不安→不満→不信→不穏
  になりやすい




理解できる範囲が段々狭まってくるからね

人間は納得したい生き物なのに

納得できるもの事が減ってくるんだから






相手は面倒くさそうに言葉を発するし毎回毎回構って

もらえなくなるから

戸惑うと思う 理由がわからないし

これは笑えない事実






わかっていても毎回優しくは出来にくいからね

頭では理解できても身体は多分いうことは聞かない

何年も続くとね どうでもよくなる

意外と長生きするから





本当にキツイ ストレスになる

管理人は旦那は看る自信はないなぁ





糖尿病や鬱病も数倍 誘因になりやすい

おまけに観ている本人も鬱になりやすくなる

施設や病院ならこれは起きないんだけど







まず記憶障害から始まる

MCIの記憶障害は老化現象の物忘れとは

違ってくる





経験したことは覚えているけど詳細な内容を

忘れてしまう

約束をする そのことは覚えていても

いつ どこで  は忘れる

この辺で判断は出来る





日常の基本的な動作は初期は正常でも

大切な記憶が少しづつ失われ人格が

変わってしまう





単純な計算や日常動作がゆっくり出来なくなり

妄想 徘徊 暴言を繰り返す





やがては家族の顔も自分が誰なのかも

わからなくなり もうろうとしたまま寝たきりで

最後を迎える





これは本当に残酷で辛い病気

人としての尊厳も失くす

でも年代を重ねてもならない人はならない





両親どちらかに「家族性アルツハイマー型認知症」の

患者がいる場合 子供は50パーセントの確率で

アルツハイマー型認知症を発症すると考えられている





この家族型だけは通常の遺伝子とは

異なった配列で20歳ほど早くなり進行も早い





初期のMCI

この辺は診断が難しいと思う

何気に指摘したら多分 烈火のごとく怒るだろうね





自分で ン?と思っても他人にそれを言われるとね

例え身内や伴侶であっても

本人は日常のことがぼぼ出来るから

そんな筈はないと思い込んでいるし

そう思う事で自分を支えている

そうであろうが そうでなかろうが






普段と違う状況が少しでもあると

少しおかしいのが わかるかも しれない

傍に常にいる人間は気がつくだろうね

やっぱり 変だと





MCIになったからといって全員が全員

認知症に移行するわけではないけど

確率はかなり高い






この頃はまだ普通の日常生活に支障はない

何十年もしてきたことはほぼ難なく出来るし

買い物も出来るし車にも普通に乗れるし

勿論 仕事だって出来る






長い間身につけてきた一連の動作を

することには支障はほぼ ない

食事も入浴も着替えも料理も出来る




ミスが増えたりはあるだろうけど




だから少々おかしいかなと自覚できたとしても

本人は日々のルーティーンを変えようと

しないと思う

飲酒やタバコの習慣もね

やっぱりこれはヤバイ困ったぞと本人が思うまでは






この状態の時はまだ病院に行くことは

非常に難しいと思うね

普段病院にかかっていても






女性は家の中を切り盛りしているから

自分がそうなると家族が困るのも

読むからね

家族のことを考えて行くかもしれない

この辺がね

女性と男性の違うところ






逆に行って安心できるかも しれないしと

考えるかも しれない

この辺は男性のほうが弱虫だからね





仮にうまくいって伴侶を病院に連れて行くことに成功した

そして診断が出た MCIですと

そうなると逆に本人は希望を失う

事実なんだと突きつけられるからね






この辺をどう捉えてその後どうするか

いくら早期診断のほうが良いですよと

言われていてもね






この病気は死ぬまで傍にいる相手に

迷惑をかけることに なるから

既にラブラブでもない 老夫婦だよ

当然だよ 親を見送った やれやれ






今度は旦那(嫁)かい

になるよ 長生きは罪 本当に

自分が自分の面倒をみれないということはね

相手に死ぬまで迷惑をかける







今は結婚生活の期間が長すぎるんだよ

昔と違って これも起きる大きな要因

昔なら早くて50代 長生きしても60代あたり

何とでもなったからね






長くなると早く逝ってくれよと思うよ 本気で

ここらはどこの家庭も似たようなものだろうね

本音で言うなら だけど






せめて資金の心配くらいはなくしておかないとね

長生きしたらそうなる可能性が恐ろしく

高いんだから





確実に色々と状況判断能力も落ちてくる

目や耳などの五感を通じて周りの状況を

把握するのが少し むずかしくなる

頻繁ではないだろうけど徐々に





買い物は出来ても肝心なものを

買い忘れたりとか

圧倒的に物忘れは多くなる

ゆっくり連続的に進むから






尤もアミロイドβというタンパク質は20年位前から

増えている 70歳でなったのなら因は50歳から

増え始めている

もうひとつ「タウ」というタンパク質も

10年くらいかけて増えると最近わかってきた





神は何故こんな面倒くさい病気を

作ったんだろうね





最近はMRの他バイオマーカーも使用すると

あった

脳の中にあるアミロイドβーだけを取り除くことは

出来ないんだろうかね

吸引するとか薬で溶かすとか




親の認知症はまだ許せても伴侶はキツイ

放り出したくなるかも しれない

既に同居人にでも なっていればね





長生きすると切実な問題になる

施設が空いているかと本人が

素直に入所するかも 問題になる






でも管理人自身は絶対にならないよと

言葉に出して言い聞かせている

言葉は言霊だからね

そうなりやすい





これを仏教では 「声 仏事を成す」 と言う





だから普段から今幸せだよ と声に出して

言っていれば良い





後 楽しみだよ 3つあれば良いんだ

大した事でなくて良い

探したらあるんだよ みんな





好きなものには少しくらいは投資してもいいよ

心が豊かで幸せになれるものであれば

認知症にならないためにも大事になる




そして熟睡する 睡眠の質が大事になる

良い睡眠が取れる人は認知症に

なりにくい



そして「素」で生きる

見栄はいらない 等身大で生きる

自分らしく生きる

この生き方を選ぶとストレスが大幅に減るから

なりにくい




2023年 2月 8日    次ページへ



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