発散部屋360










人はね歳をとるほど思い込みの修正が

難しくなると言われている

程度の差こそあれ頑固になりやすい

男性のほうが頑固かも しれない




今は思考 行動がそのまま品位 品格に

見られるからジョークも通らない

他人様には特に

分かり合っている友人同士でない限り

品行方正でないと弾かれやすくなったからね






長い間生きてきて経験値が高いもので

人から諭されるのを快く思わない人も多い

自分が諭すほうだと思っているからね







思考も脳も柔軟性が無くなってくるし

人に否定されることを極端に嫌う

聞いて直したところで尊厳が無くなるわけでも

ないし得することのほうが多いのにね






脳に関していえば「前頭葉」が委縮する

ここは かなり大事なところ

感情がコントロールしにくくなるから

喜怒哀楽が激しくなりやすい






年齢を重ねると海馬も委縮する

高じると認知症

嫌だねぇ

歳くっても ならない人はならないけどね






身体も思うようにならなくなる 

身内からも他人からも昔ほど大事にされない

お声もかからない

友人も死んでしまった

この辺は個人差はあるんだけど

寂しさが怒りに変わる場合もある







これで生活苦が加われば幸福感を

味わえなくなる

だから老人は自己中だと思われやすい

全ての人がそうなる訳ではないんだけど

ひとくくりで見られるから






人に尽くして待たれる人間になっておく

必要はある

好き勝手に生きて来てつけが回るのがだいたい

中高年からシニアになってから




早くに出される人も いるけどね

ま生きている間には必ず出される

その為にここに いるんだから








ここらを常に意識して生きていたら  そうは

辛い立場にはなりにくいんだけど意外と人は

そうなるまで気がつけない

長生きするからね  大事だと思う日々の生き様は






何でもそれなり それでもすることさえしていれば

シニアライフも辛すぎるということもない








ほぼ今は核家族で夫婦2人で生活するのは

当たり前

いずれどちらかが先に逝く

死別も仕方がない事





でも死別は寂しさと引き換えに

置き土産を受け取る

置き土産は有難いと思うよ






生命保険であったり預貯金であったり

家であったり遺族年金であったりする

この辺で寂しさは少し緩和される

伴侶に頼りきりで生きていなければ







その前にリアルな生活に耐えられずに

離婚もあるからね

嫌だ嫌だ そう思い始めるとだんだんその感情は

大きくなりやすい

これも よくわかる







離婚してしまった

これも生活資金で後悔している人はわりとおられる

豊かさとは縁が薄くなり孤独が待つ

確率はかなり高い

我慢すれば良かった ということにも

なりかねない







家を出て環境が変わってしまう方が

意外と寂しさはつのると思うね

住み慣れた家に残る方は人が一人出ていくだけで

不便さはあっても周りの環境がそのままだから

意外と何とかなりやすい







逆に出た方は

今まであったものが傍にないし

ルーティーンもかなり変化する

多分日々するルーティーンは少なくなる





シンプルになるというより資金的に

快適になるような事が出来なくなるという意味

してきた事全ては間違いなく出来なくなる







更に細かく深く状況を落とし込んでみる



小さな借家を借りてそこに自分が住むという

シミュレート

なるべく具体的に 







最低限の家具 最低限の電化製品

ライフラインにかかる資金等 

これからもアップしていくからね





食費   生活費全般  

この段階で既に厳しいとわかるかも しれない

ギリギリのスタートラインなら間違いなく

働かないと早い段階で詰む






生活費はもう貰えないし貰った財産分与もいずれなくなる

過分に貰っていない限り  

資金がゆっくり減るというストレスが増える

あと1年くらいで資金が無くなる  後は年金しかない

こんな体験は嫌だよね







車も維持費で泣くかもしれない

手離せば買い物にも苦労することだろう

車の位置づけも大きい

当たり前に転がしていれば






今の生活より間違いなく

我慢するもの事が増えるのがわかるから

シミュレートの段階で普通なら挫折出来る







問題は病気になった時

入院でもするようになれば大病院なら

保証人が2人いる

同じ家に住んでいる2人では駄目だという





友人に声をかけることも出来にくい

むさくるしく弱者になったシニアに優しく

対応してくれるとも思えない

特に保証人ともなれば







どこからどう思考してみても別れる

メリットは これからは特に ないかも しれない

嫌だと思う相手が傍にいなくなるだけ







景色が変わるのは家の中だけでもない

引っ越しして来た新参者になる

自治会も知らない人ばかり

弱者になったのに







シングルは舐められやすい

若い子ならこれは ないんだけどね

されど伴侶 なんだ

居るのと居ないのとでは世間の見方も違う






余裕がなければだんだん諸々が

切なく苦しく厳しくなると思う

入る収入が年金と手持ち資金だけでは心もとない

高級マンションを買い悠々自適でない限り






自分の立ち位置 ポジションくらいは

悟っておこう

もう我々は普段から交流が無い限り

他人からお声がかかる年代ではない






独身の人は自由を満喫してきた代償としての

孤独を受け取る

メンタルは普通以上に鍛えておかないと

厳しい部分もあると思う





人は良い時ばかりででは ないからね

傍に話を聞いてくれ共有してくれる人が

いるのは結構大きい






伴侶からの応援や置き土産はないけど

老後も大丈夫なだけの資産さえ残せていれば

これも 問題ない  資産があればだけど

大病さえしなければ 認知症にさえならなければ





もしもの場合は「身元保障サービス」がある

どのくらいかかるのかはわからないけど

身内より こちらのプロにお願いするほうが

迷惑はかけなくてすむ





これからはおひとり様だけでなく

老後一人難民は増え続ける

一考しておいても良いかもしれない

介護保険サービスを使うときも申請や契約は

必要なんだから

ま必要な体にならなければ良いだけの事だけど





調べてみた

市町村の介護保険担当課か地域包括支援センターに

連絡して要介護認定の申請書を入手

必要事項を記入して主治医の意見書も添付

それから提出






その後認定調査員が訪問 要介護認定を受ける

このプロセスは必須事項

これを介護の必要になった人間が

一人で全てするのはかなりハードルが高い

誰かが傍にいないとね








子供は遠方にいて即 色々と間に合わない

近くに頼れる親族もいない

伴侶も亡くなった



こうなれば知っておけば少し便利だと思う





生き様が多様化しているからね

本人がこれで良いと思っているのなら良いんだ

ただ長生きリスクの問題は結構大きい







介護サービスが受けられるとしても

「食事」 「入浴」 「排泄」などの身体的ケア

とその周辺のサービスのみだという

個人的なプライベートな部分までは

してはもらえない





元々が介護してくれる人間が傍にいるという

前提のもとに決まった施策だから





今後は介護施設の人数も大幅に

減っているだろうしね

受け入れて貰えるかどうかも わからない







その為の保障サービスになる

お金はいるけど残りの人生の心配事は

軽減されると思う

介護難民になるよりは ましかもしれない

看取りまで あるから






人は縁さえあればいくつになっても

結婚できるからね  縁は大事

出来る事なら伴侶はいたほうが色々な意味で

良いだろうね






プランナーのアドバイスポイント




結婚生活では内面 人間性が極めて重要





独身なら特に意識して内面も外見も磨いておく

声をかけようかと思ってもらえるように

最初は見た目で判断されるから

女らしさは重要ポイント






常識があり家庭的で気立てが

良いかはチェックされるところ

独特な趣味や行動は隠しておくほうが良い

お互いが気に入り時間を重ねる過程で

小出しにすれば 良い







好条件は年とともにゆっくり減ってくる

年齢を重ねるほどに

ハイスペックな人はまず無理だと悟る





年齢が10歳も15歳も離れていたら

選ばれる事もあるかも しれない

若さは婚活市場では無敵






そうでなくなれば若さ以外の武器は必要

ここでも内面 人柄 立ち振る舞い マナー

コミュニケーション能力  優しさ 誠実さを見られる







ま 当たり前のことばかり

波長や境涯があまりにも違いすぎると

いずれにせよ長続きは しない

モテ要素は多ければ多いほど有利

一緒に常にいたいと思われば良いんだから







伴侶と縁がある ないも必然だからね

同じ年代を見回すと既に家庭持ちに

なっているから友人たちとも絡みにくい

この辺の寂しさを趣味等で癒す

今いる中で満足する生き方







婚活では歳を重ねるほど逆に望む条件が増えるという

これは女性も男性も同じらしい

今まで待ったんだからと

妥協が出来ないんだろうね





条件は引き算をしていかないとむずかしいと思う





でも自分が今幸せか どうか ここ

足りないものを数え上げたらきりがない






周りにも死に別れの人が数人おられるけど

彼女達はストレスがないように見える

伴侶の死は自然の摂理に反していないし意外と

受け入れられるのかもしれない

自我で故意に起こすことでは ないから






シニアでも病院とも縁がない人もいるからね

勿論 鬱病や認知症にも縁がない

その人たちで先の自分を重ねて見ると

少し安心出来る








色々なシミュレートはしすぎて

困ることはないよ   

実際に事を起こしてからでは元にも戻せない

この今の時世は生きていくこと自体が

厳しすぎる時世だから






管理人も腹に据えかねて考えたことは

何度もあるけどね  







今より快適でなくなるのが確実だと

離婚はむずかしい

思うほどの資金が無い限り待つのは

自由だけではない 惨めさも待つ

我慢ばかりの人生はキツイ



思慮深く生きるのは大事だと思う



    
2025年 3月 31日   次ページへ



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