乳腺腫瘍闘病記

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2月16日

朝だんなに又病院に連れていってもらう。点滴をして帰って来たんだけど

むこうも危ないと言ってたらしい。

そりゃそうだ、もう3日もおしっこがでないし、餌も食べないんだもん。

スポイドでお水だけ飲ませてケージと大きめのハウスの傍に置いてそこらじゅうに

オネショシーツを敷いて1時前に店に降りた。



気になっていたので仕事の合間に様子を見に、2時30分、クロはケージの中、

じっと覗き込んだ、苦しそうに体全体で息を、あぁ、息してる〜

再度、3時15分しっぽが動いてる、あぁ大丈夫だった 違ったエアコンの風でしっぽの毛が

動いていただけだった。

最後を看取ってやれなかったのが残念、少し苦しんだ様子、口から舌が出ていて首がそっていた。

広い方に入れてやっていればと後から後悔したけど、可哀相で動かせなかった。

汚れたオムツを替え、体を拭いて寝かせてやる。

床暖の上だけど冬だからそのまま置いてやった。



夜中なのにまだ暖かくて死後硬直もなく口も閉じ綺麗な顔に変わってきた。

目は閉じないけど。今にもニャ〜という声が聞こえそうで、抱っこしてもぐにゃぐにゃ。

明日荼毘に臥す予定、今日だけしかいないからずっと抱っこしている。

あまりに早すぎるぞ〜クロ11ヶ月だ、お母さんはできる限りのことはしたと思うけど、

やっぱり残念、明日小さなお骨になるのがつらすぎる。

 クロ享年14歳  クロ今までありがとう、よく頑張ってくれたね、ほんとにありがとう

    ゆっくりお休み

穏やかな顔に変わった
目はとうとう閉じなかったけど、生きてるようだった 死後硬直もなし

     2月16日               2月17日



2月17日

小さなお骨になって自宅に連れて帰ってきた。つらい、かなり。

ここにいたな〜あそこにもいたな〜思い出として偲ぶにはまだ早すぎ。

思い出しては涙、写真観ては涙、当分厳しいです、なさけなや。

でも49日まではこちらにいるのならお母さんの傍にいるよねクロ


今日は寒い日だった、雪がちらちらしている休憩所でクロを待っていたんだけど

お骨を拾う時あまりにも骨が綺麗に揃っていてビックリした。

骨に転移してたら骨も溶けるだろうし、黒い場所も全然なかった。

上のほうに黄色いスポンジのようなものがあったけど、流れていた足も骨がしっかりあった。

すべて骨壷に収め、もうこれでクロのフワフワの毛の感触を触ることができないと

思うと泣けた。本当はもう1日置きたかったくらい もう1晩一緒に寝たかった。



でも景色がいいところなのでそこの場所に眠らせてやろうと。まだ4匹見送らないといけないし。

沢山いるから1匹くらいというのはないな〜 50匹くらいいれば別かもしれないけど。

でもクロは肺転移もせず期待を持たせてくれた中逝ったから親孝行な子だと思う。

肺転移だけは避けたかったし、もしそうなったら毎日私は地獄

寿命がわかっている中の生活は本当につらいだろうと、治ってくれたらもっと親孝行なんだけどねクロ



でも代替療法のサプリ三昧、これ正解、本当に良い状態で生活の質を落とさず、好きなことをさせ

最後も自宅で看取れるありがたさ、クロも私にとっても幸せだった。

何より良い死に方 不謹慎かもしれないけど、凄く大切だと思う。病院任せだとこうはいかない。


他の子はクロがいないのに探しもしない、長〜い間一緒にいたくせに薄情なやつ。

結局ビービー泣いてるのは私だけか

つらいのは当分続くけど人間は忘れられる動物だから。

ネットフレンドのアンさん、本当に長い間お世話になりました ありがとう(^^)


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